国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が今週のビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。

今週7/8(土)〜7/14(金)の仮想通貨相場

国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が今週のビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。

目次

  • 7/8(土)〜7/14(金)の週次レポート

今週のビットコイン(BTC)対円相場は底堅い推移に終始し、14日正午時点で、430万円台前半で推移している。


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週明けのBTCはドル建てで節目の3万ドルからジリジリと戻りを試す展開で始まったが、外国為替市場でドル安円高が進行したことで、円建てBTC相場は430万円をサポートに上値の重い展開で始まった。

月曜の米時間には、米証券取引委員会(SEC)元委員長のジェイ・クレイトン氏が、「現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の承認を拒むのは難しい」との意見を示した他、米アトランタ地区連銀ボスティック総裁が、追加利上げに慎重な姿勢を示したことで、相場は一時上値を追う展開を演じたが、3.1万ドル水準で反落し、上に往って来いとなった。


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その後は、12日発表の6月米消費者物価指数(CPI)の減速観測から、BTC対ドルはジリ高基調が続いたが、米国債利回りの低下に加えて、日銀によるイールドカーブ・コントロール(YYC)調整観測からドル安円高が急速に進行したことで、BTC対円は430万円を巡り底堅くも上値の重い展開が続いた。

注目の米CPIはヘッドラインとコア指数の双方が市場予想を下回ったものの、米政府がシルクロードから押収したBTCに動きが見られた他、SECのゲンスラー委員長がメディアに対して、コインベースの市場監視能力を疑う発言をしたことで、現物ビットコインETF承認期待が後退し、相場は一時420万円まで押した。


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一方、13日には、米リップルとSECの裁判を巡って米連邦地裁が取引所を介したXRPの販売が連邦証券法に違反しないとの判断を下すと、XRP相場が突如暴騰し、BTCも連れ高となった。

SECに対するリップルの部分的な勝訴(機関投資家への直接的なXRPの販売は投資契約と判断された)や、米CPIおよび卸売物価指数(PPI)の下振れと、業界独特の強材料とマクロ環境の追い風が確認された1週間だったが、BTC対円は急速なドル安円高の進行により冴えない値動きとなった。

一方、BTC対ドルは13日、終値での年初来高値更新には失敗しつつも、高値レンジからのブレイクアウトを試す展開を繰り広げた。前週と違い、3.1万ドル乗せには出来高の増加も伴っており、ブレイクアウトの機運は高まっているか。


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他方、先月からマイナーによるBTCの換金売り加速が懸念されるなか、今週はビットコインのディフィカルティが230Z(ゼタ)を初めて超え、ハッシュレートが低下するなど需給の面では懸念が払拭されない。

マイナーから取引所へのBTC送金量は、直近と比較して特段の増加は確認されないものの、グラスノードのデータによれば 日次で2,000BTC以上がマイナーから取引所に送金される状況が続いている。

BTC対ドルは31,500ドルの明確な上抜けに先月から失敗してきている。ただ、同水準での売り圧力を振り切ることに成功すれば、相場は上値を追う展開になると指摘され、チャート的には、向こう数日間は相場から目を離せない重要な局面になるだろう。

※本内容は参考情報源を元にした、AIによる機械的な文章分析結果となります。

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ゆるふわ仮想通貨チャンネル

◉ゆるふわの自己紹介
▶︎仮想通貨を始め、日本株・米国株の投資運用中
▶︎世界2周一人旅を経験
▶︎2021年12月よりYouTubeスタート
◉ ゆるふわからの一言 このチャンネルでは仮想通貨に関する情報を配信していますが、全てゆるふわの個人的な見解です。 投資アドバイザーではない為、あくまでもエンタメとしてご覧ください。 また投資をする際は自己責任の上、ご自身での判断をお願いいたします。 当該チャンネルではアフィリエイトリンクを使用する場合があります。 居住国によって使用不可の取引所もありますので、その点予めご自身にてご確認をお願いします。

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