【岸田政権が目論む「サラリーマン増税」】政府税調「控除が手厚すぎる」の答申に怒りの声「どれだけ天引きされていると思ってるんだ！」

そうですね。政府の税収は2022年度で過去最高の約71兆円だったんだけど、今回の動きで国民の税負担がさらに増える可能性が出てきているんだ。

政府の諮問機関、政府税制調査会が中期答申をまとめたんだ。その中で、サラリーマンの収入から差し引かれる「給与所得控除」が手厚すぎるという指摘が含まれているんだよ。

それは、サラリーマンが収入から必要経費を引くことができない代わりに、必要経費に相当するとされる所定額を差し引く仕組みだよ。

給与所得控除により、給与収入総額の3割程度が控除されているんだけど、給与所得者の必要経費と指摘される支出は給与収入の約3％程度と試算されているんだ。そのため、他の働き方に比べてサラリーマンが優遇されているということなんだよ。

その通り。サラリーマンの収入は、税金や社会保険料が天引きされた額が会社から振り込まれるから、収入が透明化されているんだ。給与所得控除が削られると、それは事実上の増税になる。しかし、給与明細をよく見ていない人が多いため、その変化に気づかない人もいるんだ。