オンチェーンデータを非匿名化、初心者でも使いやすい分析プラットフォーム「Arkham」とは?

オンチェーンデータを非匿名化、初心者でも使いやすい分析プラットフォーム「Arkham」とは?

Arkhamとは?

Arkhamは、オンチェーン情報を追跡するためのインテリジェンス・プラットフォーム。Arkhamが独自に構築したデータベースインフラにより、ウォレットアドレスではなくエンティティ(組織名など)ベースで検索できるため、誰でも簡単にオンチェーンデータを分析したり、可視化したりすることが可能だ。

初心者でも使いやすい分析プラットフォーム「Arkham」

経歴やArkhamのチームについて教えていただけますか?


ゆるふわ

Arkhamの創業者兼CEOのMiguelです。私は2017年からCrypto業界で働いています。Arkhamを始める前は、アルゼンチンなどのハイパーインフレ経済に焦点を当てたステーブルコインプラットフォームのReserve Protocolを共同創業しました。 Reserveで働いていたときに、Web2やTradFi(Traditional Finance、従来型金融)で利用できるインフラの核となる部分がCryptoには欠けていることに気づきました。それは、ユーザーを知り、彼らのユースケースを理解し、彼らがどのように製品を使用しているかを分析するための高品質な分析です。 この問題を解決するために、私は2020年にArkhamを開発をはじめました。あらゆる個人や法人を検索し、チェーン全体で暗号資産の活動を確認できる単一のプラットフォームとしてArkhamを構想しました。 私たちの目標は常に、多様なエンドユーザーと、エコシステム開発からトレーディングの精査、個人投資に至るまで、幅広いユースケースに対応することでした。そうすることで、Cryptoが、根本的な透明性という基本原則を完全に実現できるようにすることを目指しています。 Arkhamに取り組んできた3年間で、私たちのチームは15人にまで増えました。

Arkhamについて紹介していただけますか? 既存のソリューションが解決できていないどんな問題を解決できるのでしょうか? また競争上の優位点は何ですか?


ゆるふわ

最も基本的なレベルでいうと、Arkhamはブロックチェーンを「非」匿名化するためのプラットフォームです。私たちが構築したデータセットとツールは、ブロックチェーンの生データが、偽名であり、理解しにくく、分析が困難であるという問題を解決します。 このようなブロックチェーンデータを、アクセスしやすく、読みやすく、使いやすくするために、私たちはブロックチェーンのアドレスをタグ付けし、クラスタリングして、検索や評価が可能なエンティティ、個人、トークンのプロファイルを集約することに特化しています。 例えばユーザーは、ラベル付きブロックチェーントランザクションのライブフィードを検索、フィルタリング、ソートしたり、上位の取引相手のリストを見たり、任意の2つの日付間のポートフォリオを比較したりすることができます。さらにカスタムアラート、ネットワークマップ、APIなど、このデータを活用するための強力なツール群も構築しています。 多くのブロックチェーン・インテリジェンス・プラットフォームとは異なり、私たちは規制当局や政府、そして彼らのコンプライアンスやリスクを中心としたユースケースへの対応に重点を置いているわけではありません。私たちは何よりもまず、Cryptoプロジェクト、トレーダー、投資家のために構築しています。 この決断は、私たちのビジネスモデルに直接的な影響を及ぼします。大規模なサービス契約やコンサルティングモデルをベースにしている他社とは異なり、私たちはプラットフォームをソフトウェアとして提供しています。参加まで時間のかかるプロセスを経たり、Arkhamチームの誰かと直接やりとりしたりする必要はありません。 ログインするだけで、Arkhamのツールやデータを好きなように活用することができるのです。 アドレス中心ではなく、エンティティ中心の方針に基づいて、私たちは消費者向けプラットフォームの中でもユニークなデータの構造化と表示を行っています。つまり、個々のアドレス単位でのデータの検索や分析に制限されず、同じエンティティや個人が所有する複数のアドレスを、同時に検索や分析ができるのです。

少し使ってみましたが、とにかく簡単に使うことができるというのが魅力的だなと思いました。


ゆるふわ

そうですね、当初からプラットフォームをできるだけ使いやすくすることに重点を置いていました。いつもそのことを意識して社内メンバーと仕事しています。最も簡単で便利なものを作らなければならないと。

このプロジェクトのためにチームが構築した技術やプロトコルは? または、チームが適用している注目すべき技術はありますか?


ゆるふわ

私たちのプロセスの最初のステップは、ブロックチェーンの生データを収集し、他のオンチェーン/オフチェーンの一般に利用可能なデータと結合することでした。そのために、私たちは独自のインフラを運営しています。 その後、私たちはそのデータを集約し、クリーンアップして、バックエンドに保存します。機械学習やその他のエンジニアリング/データサイエンスの技術を使用して、ラベルを決定し、属性を付与し、同じエンティティに属するアドレスをクラスタリングします。これにより、アルファベットと数字のアドレスに現実世界の名称を関連付けることができます。 最後に、私たちはそのデータをフロントエンドに提示し、ユーザーはツールセットを活用して、検索したり、さまざまな抽出をすることができます。大手の機関に対してのみこの貴重な情報を提供するのではなく、私たちはそれをCryptoコミュニティ全体に開放していきます。 もしあなたが、あるブロックチェーンアドレスの所有者が誰なのかを知りたい場合、Arkhamでアドレスを検索していただければ、名前を表示します。当然、背後の所有者が誰なのかわからないアドレスも出てきますが、日々、ブロックチェーン取引に関する取材力の向上に努めています。 今のところ、Arkhamは3億5千万枚以上のアドレスラベルを用意しています!

yurufuwa

ゆるふわ仮想通貨チャンネル

◉ゆるふわの自己紹介
▶︎仮想通貨を始め、日本株・米国株の投資運用中
▶︎世界2周一人旅を経験
▶︎2021年12月よりYouTubeスタート
◉ ゆるふわからの一言 このチャンネルでは仮想通貨に関する情報を配信していますが、全てゆるふわの個人的な見解です。 投資アドバイザーではない為、あくまでもエンタメとしてご覧ください。 また投資をする際は自己責任の上、ご自身での判断をお願いいたします。 当該チャンネルではアフィリエイトリンクを使用する場合があります。 居住国によって使用不可の取引所もありますので、その点予めご自身にてご確認をお願いします。

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