米アップルが高値更新続ける 米半導体の対中輸出制限強化でAI関連銘柄に影響

伝統金融では、NYダウは前日比で-0.2%、ナスダックは+0.2%でした。また、暗号資産では、ビットコインは-1.8%、イーサリアムは-3.3%で推移しています。

パウエル議長はECBフォーラムで、今後の利上げについての姿勢を示しました。具体的な利上げ回数や時期については言及していませんが、タカ派な姿勢を示し、政策金利を引き上げる可能性があると述べました。

ドル円は対ドルで続落し、144円3銭となっています。植田日銀総裁の発言やインフレ見通しに関するコメントが影響しているようです。

半導体の対中輸出制限強化の報道により、エヌビディアをはじめとするAI関連銘柄が売られる動きがありました。制限対象国への半導体の輸出に関してライセンスの取得が必要となり、影響が出ています。

個別銘柄の前日比では、エヌビディアは-1.8%、c3.aiは+6.2%、AMDは-0.2%、テスラは+2.4%、マイクロソフトは+0.3%、アルファベットは+1.5%、アマゾンは-0.1%、アップルは+0.6%、メタは-0.6%となっています。

コインベースは+1.2%、マイクロストラテジーは+0.2%、マラソン・デジタルは-1.6%となっています。

今後の相場は、パウエル議長や他の中央銀行の発言、経済指標の発表などに注目が集まるでしょう。特に7月の利上げに関する期待が高まっており、影響が出る可能性があります。