ゆるっとふわっと学べる　ゆるふわ仮想通貨アカデミー開講！　＃０１　仮想通貨とは？

こんにちは、ゆるふわです。ゆるっとふわっと、仮想通貨を学べるゆるふわアカデミーをご紹介します。仮想通貨を学ぶなら今でしょ！ということで、仮想通貨とは何なのかについてお届けしていきたいと思います。

仮想通貨というのは非常に新しい領域であり、まだまだ知識がない方が多く、それこそ騙されてしまう方も多いのが現状です。ゆるふわアカデミーでは、仮想通貨の基礎知識をゆるっとふわっと学ぶことができます。

仮想通貨とは何か、どのような技術が用いられているのか、仮想通貨に関する専門用語の意味など、これらの基礎的な知識を身につけることで、より深く、そして安全に仮想通貨に触れていくことができるようになります。ぜひ、ゆるふわアカデミーで学んでみてください。

仮想通貨（暗号資産）とは何か、について説明していきます。仮想通貨とは、非常に簡単に説明すると、デジタル形式で存在するお金のことを指します。現在の現実世界では、ドル、ユーロ、円などの通貨が使用されています。これらは現実世界での取引における通貨として認識されています。

しかし、仮想通貨の世界では、全く別の「通貨（資産）」が存在します。おそらく皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう、仮想通貨（暗号資産）としては、ビットコインやイーサリアム、USDTなどが存在します。これらはデジタル空間での取引における通貨（資産）として使用されています。

ビットコインについて説明します。ビットコインは、仮想通貨の始まりともいえる存在で、2008年にサトシ・ナカモトという人物によって生み出されました。サトシ・ナカモトという名前は日本人っぽい名前なので、親近感が湧くかもしれませんね。しかし、実はこのサトシ・ナカモトについては、一人の人物なのか、チームなのか、何者なのかまったく知られていません。非常にミステリアスな存在です。

そして、ビットコインや他の仮想通貨が、これまでのお金とどのように違うのかについて、次に説明します。

仮想通貨が従来のお金と異なる点について説明します。

まず一つ目は、仮想通貨が「完全にデジタルデータである」という点です。これまでの通貨は物理的な形を持つものでした。例えば、紙幣や硬貨といった具体的な物体として存在します。しかし、仮想通貨は全てデジタルデータとして存在します。物理的な形を持たず、コンピュータ上でのみ存在します。

そして、仮想通貨の取引は「ブロックチェーン」という技術を利用して行われます。ブロックチェーンは一種の分散型データベースで、取引記録はこのブロックチェーン上にデジタルで記録されます。この特性により、取引記録は改ざんされることなく、確実に保存されます。

仮想通貨が従来のお金と異なる第二の点は、「分散化（Decentralized）」であるということです。この「分散化」が意味するところを説明します。

従来のお金は、一つの企業や政府が作成・管理します。例えば、紙幣や硬貨は中央銀行が発行し、その流通や取引は銀行や政府が監視・管理します。しかし、仮想通貨はそのような中央集権的な制御が必要ない形で設計されています。

仮想通貨では、ブロックチェーンという技術が使われています。この技術により、取引履歴（英語でトランザクション）は、世界中のコンピュータネットワークによって記録・検証されます。これを「分散型台帳」または「共有記録簿」（ledger）と言います。この記録は改ざん不可能で、どこからでも閲覧することができます。

仮想通貨の取引の信頼性は、この全ての取引履歴が常に検証可能であることから生まれます。この分散型台帳の存在により、銀行や政府などの中央集権的な組織が管理をする必要が一切なくなったのです。これが仮想通貨の特徴の一つであり、その魅力の一つともいえます。

仮想通貨が従来のお金と異なる第三の点は、「24時間365日稼働」しているということです。

従来のお金を管理する銀行や金融機関は、日中の営業時間しか動いていません。しかし、仮想通貨はインターネット上で動作し、時間や場所に関係なく、24時間365日稼働しています。

そのため、仮想通貨は従来のお金よりもはるかに高速で柔軟な取引が可能です。例えば、海外とのやり取りを考えてみてください。従来のお金を使うと、国境を越えるためには時間がかかりますが、仮想通貨ならば国境を問わずにすぐに取引を完了することができます。

また、一部の仮想通貨では、取引が本当に数秒で完了することもあります。これは、従来のお金の取引では考えられないスピードです。このような高速性と柔軟性が、仮想通貨の大きな魅力の一つです。

仮想通貨の特徴として「④透明性が高い」ことが挙げられます。

ビットコインなどの仮想通貨は、ブロックチェーン技術を活用しています。ブロックチェーンは取引履歴を全ての参加者に公開することで、その透明性を確保します。取引はブロックチェーン上に記録され、誰でもその取引履歴（トランザクション）を閲覧することができます。一度記録された取引は変更できず、この特性がブロックチェーンの透明性を生み出しています。

従来の金融システムでは、取引記録の改ざんや不正が問題になることがありますが、ブロックチェーンを活用することでこれらの問題を防ぐことができます。一度行われた取引は誰も変更することができないため、取引の正確性と信頼性が確保されます。

また、特定のウォレットアドレスの取引履歴は、EtherscanやBscScanなどのブロックチェーンエクスプローラーを通じて誰でも確認することができます。このように、仮想通貨の取引は非常に高い透明性を持っていると言えます。この透明性は、仮想通貨が国際的に認知されていく一因ともなっています。

一方で、ウォレットアドレスは匿名性を保つことができます。ですので、特定の個人がどのような取引を行っているかを特定することは困難です。しかし、そのウォレットアドレスが公開されている場合、その取引履歴は誰でも確認することができます。このように、ブロックチェーンは透明性と匿名性を両立しています。

ビットコインやその他の仮想通貨は、現実世界での取引にもますます利用されています。特に著名なビジネスパーソンや企業が仮想通貨に投資する事例が増えると、その信頼性や受け入れられる度合いも一段と向上します。

Microsoftの創設者であるビルゲイツ氏や、TeslaのCEOであるイーロン・マスク氏がビットコインなどの仮想通貨に投資していることは、皆さんもご存じの通りです。イーロン・マスク氏は、テスラの自動車をビットコインで購入できるようにするという斬新な試みも行っていました。

また、一部の大手クレジットカード会社も仮想通貨のデビットカードの発行を始めています。マスターカードやVISAは、仮想通貨の決済を容易にするための新しい形式のカードを提供しています。これにより、日常の買い物や支払いにも仮想通貨を利用できるようになりました。

このような動きは、仮想通貨が社会全体にどんどん広まり、一般的に受け入れられるようになってきていることを示しています。仮想通貨の世界は日々進化し続けていて、これからもその動向から目が離せません。